低炭水化物ダイエットのデメリット

低炭水化物ダイエットのデメリット

ideate株式会社 健康の森 blog担当です。

 低炭水化物ダイエットは、糖質をカットして脂質や高たんぱく質中心の食生活にし、脂質分解に必要な栄養を多く摂取するダイエット法です。

 低炭水化物ダイエットは炭水化物を減らせば実行可能という単純なものでなく、おかずに工夫をするなど減らした炭水化物のフォローが必要です。低炭水化物ダイエットでは短所もありますので、特色を理解した上で、サプリメントで必要な成分を摂取しながら低炭水化物ダイエットを続けましょう。

 炭水化物から作り出すブドウ糖を体が必要としているのは、血球や脳、中枢神経などの大事な器官がそれらを必要としているためです。脳の働きを活性化させ続けるには、脳が常時消費しているブドウ糖を何らかの形で補い続けなければなりません。糖質が不足すると肝臓のグリコーゲンを分解して補いますが、10時間ほどでグリコーゲンの貯えも底をついてしまいます。肝臓のグリコーゲンが底をつくと、筋肉に存在するたんぱく質をブドウ糖に変えるしかありません。そして、肝臓での糖の生成を何度も行っていると、肝臓にかかる負荷が無視できなくなります。

 糖質不足を補うため、体内の脂質をエネルギーにすることが低炭水化物ダイエットの特徴ともいえます。肝臓は限界を超えて脂肪酸を処理するようになるため、脂肪酸からケトン体が多く合成され、体内のPHバランスが崩れて血液が酸性に傾きます。程度が甚だしい場合は昏睡になったり、息苦しさが出てきたりということがあります。

 炭水化物ダイエットもいき過ぎると健康を損ねてしまい、ダイエットどころではなくなってしまいますよね。

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